成人検診、高齢者検診のお知らせ

もうすっかり陽気も夏になってきましたね。

さて、今回は毎年恒例の検診の時期が来たのでお知らせ致します。

検診費用は特にかからずに受診出来ます。

ただし、レントゲンを用いた精密検査やクリーニングなどは費用がかかりますが

それでも検診費用が除外されるためいつもより少ない費用で受診出来ます。

対象者には受診券がご自宅に届くので

03-3542-3781までご予約の上、ぜひご利用ください。

 

 

使用した器具の取り扱いは?

オリンピック開催予定まであと1ヶ月半、、今後どうなるのか予想もつきませんが。

昨今の社会情勢の影響で一般の方も細菌やウイルスに対しての関心が高まるようになり、電話で、

どのような感染対策されているのでしょうか

という患者さんからの問い合わせもありました。

そこで今回は当医院の器具の扱いを簡単にお話しさせていただきます。

『基本セット』と呼ばれるまず全ての患者さんに使用するセットを例にあげます。

これらはステンレス製で、まず石鹸を使って洗い、水洗、超音波洗浄、薬液消毒を行います。

その後、滅菌器にて滅菌を行うのですが滅菌の効率をあげ、また滅菌した器具が汚染されないように

このように滅菌パックにいれてから滅菌しております。

いつも診療の際に袋から出していますよね。

レストランなどで出されるお皿などは滅菌することはあまりないと思いますが

歯医者さんは細菌全てを殺滅する消毒や滅菌器を使用し、

感染対策に新型コロナウイルス流行以前より徹底しているため

感染リスクが高い場所でありながら、

クラスターが起こりづらくなっているのだと思います。

 

自分の口の中の細菌数を知ろう

むし歯の原因菌、歯周病の原因菌、、、。

ご存知のとおり、口の中には様々な菌が生息しています。

高齢者の死因としてよく挙げられる肺炎の多くに

口腔ケア不足による誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)があります。

これは増加した口腔内の細菌を含んだ食事や唾液が

胃ではなく、肺に誤って入る事が原因の肺炎です。

当院では、舌の上にいる細菌数を検査する機械を導入しています、

この数値が高ければ、すなわちお口の中の細菌数が多く

むし歯や歯周病だけでなく肺炎のリスクも高いということが一目で見てわかります。

ちなみに風邪ウイルスやインフルエンザウイルスや話題の新型コロナウイルスも

みな主には口を介して体内に侵入してきます。

これらはお口の中の細菌数が多いと重症化しやすいという記事も以前紹介しました。

https://tokyo-tsukiji-beppudc.com/2021/03/09/肺がんになりやすい人はお口の中にも違いがある/

口腔内を清潔に保ち、免疫力を下げないためにも

まずは自分のお口の状態を知る必要があります。

この細菌検査は綿棒で舌を拭って、

およそ1分で結果が出るので気になる方はぜひお試し下さい。

 

 

 

新型コロナウイルスワクチン 2回目

別部歯科診療所の副院長の中西です。

先日、2回目のワクチン接種を終えたのですが私には強い副反応がでました。

朝にワクチン接種をし、当日の夜から39℃の発熱、頭痛、倦怠感(動けないことはないですが出来れば横になっていたい感じ)、気持ち悪さに見舞われました。

正直、1回目の接種の時はほとんど何もなかったので大丈夫だろうとたかをくくっていたのですがこのような症状が出たので皆さんが打つときの参考になればと思い載せさせていただきました。

幸い症状は当日と翌日だけで翌々日の朝にはケロっと治ってしまいました。

発熱、倦怠感、頭痛はかなりの方に現れる症状みたいですので適切な解熱鎮痛薬は用意しておくにこしたことはないかとおもいます。

防災グッズに「歯ブラシ」を。

地震大国である日本。

ここ最近、また各地で中規模の地震が目立ってきたように思います。

政府・地震調査委員会が以前に出した「全国地震動予測地図」によると30年以内に首都圏で巨大地震が発生する確率は80%にものぼるとされています。

先日、夕方のニュースで面白い特集を目にしました。

それは災害時の避難所生活で問題になるのが口腔内衛生不良による

誤嚥性肺炎」についてです。

現在も死因の上位にある「誤嚥性肺炎」とは、

お口の中の細菌が誤って肺に入ることで炎症を起こしてしまう病気です。

誰でも誤嚥は起こりますが、元気な場合は免疫で完結してしまうので無症状です。

しかし、免疫力が落ちたり、お口の中の細菌が増えればそのリスクは上がってしまいます。

特に避難所では、抗菌薬投与も難しくなりますので死亡率は上がってしまいます。

せっかく災害で生きのびても、肺炎になってしまったら意味がありません。

以下の資料を参考にしていただき、

防災グッズには必ず歯ブラシグッズも入れておきましょう。

新型コロナウイルスワクチン

株式会社Smart119より引用

 

新型コロナウイルスワクチンが徐々に医療従事者に提供されています。

当院のスタッフも希望日が早かったメンバーから

順番に第1回目を接種し、半数以上が打ち終わりました。

噂通り、筋肉注射なので打ってから数時間後に

接種部位が痛くなりましたが

すごい痛いわけではなく1日半くらいでほぼ感じなくなりました。

経験があるか、研修を受けた歯科医師も

ワクチンを打てることになりそうです。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210423/k10012993341000.html

一刻も早く、多くの方が獲得免疫を取得できるとよいですね。

 

歯磨き中の事故 パート2

前回、歯磨き仲良くの事故についてお話しさせていただきました。

今回はどの様に防いでいこうかというお話しをしていこうと思います。

まず第一に歯磨きは楽しいものと思わせることは大事ですが

決して遊びの一貫ではないと理解させましょう。

自分磨きの時は必ず保護者が見守り、なるべく座って行うように習慣付けをします。

3歳位までの自分磨きには、喉突き防止対策された歯ブラシを使ったほうが安全です。

ゴールデンウィークは暦通りの診療となります。

密にならないようにご予約を承っておりますのでご了承ください。

 

歯磨き中の事故 パート1

『子供の歯磨き中の事故』

歯ブラシのヘッドは硬いため、くわえたまま転倒すると容易に喉に突き刺さってしまいます。

このような事故が子供で、案外多いことをご存知ですか?

今回はどの様なときに喉突き事故が起こっているかご紹介させていただきます。

ほとんどの場合は、はぶらしを加えたまま転倒した場合ですが

まだ危険かどうか判断の未熟な兄弟姉妹がいる時は注意が必要です。

 

歯ブラシの消毒

このたび別部歯科に新しく仕入れたグッズをご紹介します。

歯ブラシ専用酵素洗浄剤 レゾマ ブラシクリーンです。

https://www.tressbio.com/brush-clean

歯ブラシ専用と言っても

歯ブラシ・電動ブラシ・舌ブラシ・マウスピース・入れ歯

にも使用できるオールラウンド型です。

『歯ブラシは便器より汚い』

アメリカではこのことは周知されていて、

歯ブラシの除菌は習慣化されています。

一方で、日本は大多数が歯ブラシの除菌をせず

4週間以上交換もせず。

これでは歯磨きがとても不潔な行為になってしまいます。

ぜひ、この機会に歯ブラシの除菌を習慣化してみてはいかがでしょうか。

 

指しゃぶりやおしゃぶりはいつまでにやめさせる?

お子さんのおしゃぶり、いつまでにやめさせたらいいかわからない方多いですよね。

上の画像はおしゃぶりや舌癖によって歯並びが崩れたケースです。

一般的に3〜4歳ぐらいまでにやめさせましょうね、、、と言われていますがどうなんでしょうか。

歯列や咬合の観点からすると3歳ぐらいで乳歯が生え揃って食事のバリエーションが増えるので開咬と言われる上下の前歯が開いてしまって噛めない状態にならない為にそれぐらいまでに、、、と言われています。

確かに酷くなると骨格の変形を招く為に将来的な矯正も視野に入れないといけない事もありますが指しゃぶりの頻度や強さなど同じ指しゃぶりでもそれぞれが同じという事はありません。

ただ退屈な時にしてるだけなのか、眠たい時だけなのか。

色々と状況によって指導は変わってきます。

極端に言えば歯列、咬合が乱れてなければそれほど焦る必要はないのです。

指しゃぶりでお悩みの方は1人で悩まずぜひご相談にいらしてください。