自分の口の中の細菌数を知ろう

むし歯の原因菌、歯周病の原因菌、、、。

ご存知のとおり、口の中には様々な菌が生息しています。

高齢者の死因としてよく挙げられる肺炎の多くに

口腔ケア不足による誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)があります。

これは増加した口腔内の細菌を含んだ食事や唾液が

胃ではなく、肺に誤って入る事が原因の肺炎です。

当院では、舌の上にいる細菌数を検査する機械を導入しています、

この数値が高ければ、すなわちお口の中の細菌数が多く

むし歯や歯周病だけでなく肺炎のリスクも高いということが一目で見てわかります。

ちなみに風邪ウイルスやインフルエンザウイルスや話題の新型コロナウイルスも

みな主には口を介して体内に侵入してきます。

これらはお口の中の細菌数が多いと重症化しやすいという記事も以前紹介しました。

https://tokyo-tsukiji-beppudc.com/2021/03/09/肺がんになりやすい人はお口の中にも違いがある/

口腔内を清潔に保ち、免疫力を下げないためにも

まずは自分のお口の状態を知る必要があります。

この細菌検査は綿棒で舌を拭って、

およそ1分で結果が出るので気になる方はぜひお試し下さい。