歯科医師免許2

前回、歯科医師免許を取得して働き始めるまでのお話をさせて頂きました.

今回はその続きです。

臨床研修が終わった後、

私達は大学などの研究機関に残るか

外の開業医に勤務するかになります。

大学に残る先生→研究や学生教育、専門資格を取りたい方。

開業医に勤務する先生または自分で開業する先生→実践メインで仕事する方。

いずれにせよ日々の努力が、患者さんへの質の良い治療へ繋がっていくわけです。

前回のニュースのように、無免許で器材を盗んで患者さんを騙して

歯科治療を行うなんてことは絶対にあってはならないことだと

強く感じました。

 

歯科医師への道 その1

 

海外でのお話になりますが

先日、歯科医院に勤務する助手さんが

廃棄処分された医療器具を持ち去り歯科医師を名乗って

無免許で格安治療をしたとして逮捕されました。

安かろう悪かろうで失敗しても患者さんはそこまで文句は言わないのかもしれませんが、これは決っして、あってはならない事です。

日本を含め、どの国でも

歯科医師はまず免許を取得するのが、結構大変です。

また、歯科治療も難しいものから比較的簡単なものもありますが

いずれも見様見真似でできるような事ではないと思います。

 

日本ではまず、歯科大学(6年制)にて基礎科目や臨床の勉強をします。

5年生に進級する際に、国が定めた筆記と実技の試験があります。

その後臨床実習を修了し、卒業試験をパスしたら国家試験があります。

卒業試験や国家試験を含めると毎年半分以上の歯科学生が落とされる事になります。

無事に国家試験を通過したら歯科医師免許が交付されるのですが、

大抵は研修医を1〜2年行います。

ここまでの過程を経て、晴れて歯科医師としてのキャリアがスタートします。

洗口液②

さて、今回は前回の続きをお話ししていきたいと思います。

まず洗口液には口臭予防タイプ殺菌タイプがあります。

口臭予防タイプは単に爽やかな感じがするだけでお口の細菌には効果がありません。つまり一時的な口臭予防だけです。

殺菌タイプの物はお口の細菌を死滅させる事でお口の様々なドラブルを根本的にケアする物となります。

もちろん細菌を死滅させるため口臭予防にもなりますのでご安心下さい。

我々、歯医者としてはちゃんと原因を取り除くという意味で殺菌タイプをお勧めしております。

お近くのドラッグストアで買うときはご確認下さい。

こちらは当医院で利用している洗口液となります。

次回は、殺菌タイプの洗口液について詳しくお伝えしたいと思います。

洗口液①

皆さんは洗口液を使用していますか?

日本人は毎日平均して2〜3回の歯磨きをしている方が大半というデータがあります。

もちろん同じ回数磨いていても

歯磨きの上手、下手や

歯並びの違い、詰め物の有無

修復材料の違い、

はたまた食生活によっても大分変わってきますが

おおよそ1回のブラッシングで減少する細菌数は

実は25%ほどなのです。

細菌は歯も含めて舌や色んな所に潜んでいるので、

歯ブラシだけでは確実にケア不足なのです。

そこで洗口液を利用する事で

汚れの沈着予防、歯グキの炎症予防、口臭の予防に繋げていきます。

洗口液の利用はとても有効的ですが

色々な種類があるので迷ってしまいますね。

次回は、洗口液の選び方について書きたいと思います。

 

天気とお口の中は連動する

今年の梅雨は、例年よりも凶暴に感じます。

警報級の豪雨という言葉を天気予報でよく出てきますし、

各地で土砂崩れを引き起こし、大きな被害が出ているようです。

せっかくの七夕なのに、天の川どころの話じゃありません。

いつどこで災害に見舞われるか、私たちはつねに備える必要があります。

防災グッズに「歯ブラシ」を。

ちなみに、天気が優れなかったり季節の変わり目には

身体に疲れが溜まりやすく免疫力も落ちるために

元々抱えていたトラブルが顕在化しやすいのです。

また、歯の痛みというのは気圧の変化に弱いのです。

天気による気圧の変化、飛行中の気圧の変化などに連動して

普段はなんでもなくても腫れたり、痛みが増したりする事は

よくある事なのです。

普段からキチンと検診に通ってケアされている方でもトラブルを起こしやすい為、

そんなときは早めにご連絡ください。

アルツハイマー型認知症と歯の数の関係

近年、ご存知の通り高齢社会における

日本の平均寿命はどんどん伸びてきています。

平均寿命:男性81歳、女性87歳

体の健康寿命:男性:72歳、女性75歳

 

お口にも健康寿命というのがあるのをご存知ですか?

なんでも噛める寿命「健口寿命」といいます。

健口寿命が長いと健康寿命が伸びるので、

生涯で介護が必要な期間を短くしようという

8020運動(80歳で20本の自分の歯を残す運動)を我が国は実施しています。

ちなみに1981年は10%以下の達成率だったのに対し、

最近では60%ほどの達成率になっています。

 

 

今回、日本歯科総合研究機構で「歯数とアルツハイマー型認知症との関連」という

興味深い論文が発表されました。

高齢者が多くなるに従って、認知症の発症率が高くなっています。

歯数が少ない者、欠損歯数が多い者ほどアルツハイマー型認知症のリスクが高いことがこの論文で明らかとなりました。

論文から引用した図を見ると

歯が10本以下の人は20本以上ある人に比べて1.3倍のリスクであることがわかります。

認知症になるとどうしても健康寿命が短くなり、

介護を要する期間が長くなってしまうので

少しでもリスクを下げるためにお口の健口寿命を伸ばしていく必要がありそうです。

 

成人検診、高齢者検診のお知らせ

もうすっかり陽気も夏になってきましたね。

さて、今回は毎年恒例の検診の時期が来たのでお知らせ致します。

検診費用は特にかからずに受診出来ます。

ただし、レントゲンを用いた精密検査やクリーニングなどは費用がかかりますが

それでも検診費用が除外されるためいつもより少ない費用で受診出来ます。

対象者には受診券がご自宅に届くので

03-3542-3781までご予約の上、ぜひご利用ください。

 

 

使用した器具の取り扱いは?

オリンピック開催予定まであと1ヶ月半、、今後どうなるのか予想もつきませんが。

昨今の社会情勢の影響で一般の方も細菌やウイルスに対しての関心が高まるようになり、電話で、

どのような感染対策されているのでしょうか

という患者さんからの問い合わせもありました。

そこで今回は当医院の器具の扱いを簡単にお話しさせていただきます。

『基本セット』と呼ばれるまず全ての患者さんに使用するセットを例にあげます。

これらはステンレス製で、まず石鹸を使って洗い、水洗、超音波洗浄、薬液消毒を行います。

その後、滅菌器にて滅菌を行うのですが滅菌の効率をあげ、また滅菌した器具が汚染されないように

このように滅菌パックにいれてから滅菌しております。

いつも診療の際に袋から出していますよね。

レストランなどで出されるお皿などは滅菌することはあまりないと思いますが

歯医者さんは細菌全てを殺滅する消毒や滅菌器を使用し、

感染対策に新型コロナウイルス流行以前より徹底しているため

感染リスクが高い場所でありながら、

クラスターが起こりづらくなっているのだと思います。

 

自分の口の中の細菌数を知ろう

むし歯の原因菌、歯周病の原因菌、、、。

ご存知のとおり、口の中には様々な菌が生息しています。

高齢者の死因としてよく挙げられる肺炎の多くに

口腔ケア不足による誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)があります。

これは増加した口腔内の細菌を含んだ食事や唾液が

胃ではなく、肺に誤って入る事が原因の肺炎です。

当院では、舌の上にいる細菌数を検査する機械を導入しています、

この数値が高ければ、すなわちお口の中の細菌数が多く

むし歯や歯周病だけでなく肺炎のリスクも高いということが一目で見てわかります。

ちなみに風邪ウイルスやインフルエンザウイルスや話題の新型コロナウイルスも

みな主には口を介して体内に侵入してきます。

これらはお口の中の細菌数が多いと重症化しやすいという記事も以前紹介しました。

https://tokyo-tsukiji-beppudc.com/2021/03/09/肺がんになりやすい人はお口の中にも違いがある/

口腔内を清潔に保ち、免疫力を下げないためにも

まずは自分のお口の状態を知る必要があります。

この細菌検査は綿棒で舌を拭って、

およそ1分で結果が出るので気になる方はぜひお試し下さい。

 

 

 

新型コロナウイルスワクチン 2回目

別部歯科診療所の副院長の中西です。

先日、2回目のワクチン接種を終えたのですが私には強い副反応がでました。

朝にワクチン接種をし、当日の夜から39℃の発熱、頭痛、倦怠感(動けないことはないですが出来れば横になっていたい感じ)、気持ち悪さに見舞われました。

正直、1回目の接種の時はほとんど何もなかったので大丈夫だろうとたかをくくっていたのですがこのような症状が出たので皆さんが打つときの参考になればと思い載せさせていただきました。

幸い症状は当日と翌日だけで翌々日の朝にはケロっと治ってしまいました。

発熱、倦怠感、頭痛はかなりの方に現れる症状みたいですので適切な解熱鎮痛薬は用意しておくにこしたことはないかとおもいます。