睡眠時無呼吸症候群
- SAS患者の9割といわれている閉塞性の睡眠時無呼吸の治療に有効なのが、下顎を前にして固定するマウスピースによる治療法です。
睡眠時無呼吸症候群が引き起こされる原因のひとつに、舌の付け根がのどの奥に落ち込んでしまい上気道を塞いでしまうことがあります。
スリープスプリントを装着して眠ると、下顎が前方に固定されることで舌の落ち込みを軽減し気道が確保されます。ひどいいびきも軽減され、スムーズな呼吸と十分な睡眠を取り戻します。
スリープスプリントによる治療
詳しくは受付でお尋ねください。
- 小児の睡眠時無呼吸
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通常、子どもはいびきをかきません。
もしもお子さんがよくいびきをかいて寝ているようでしたら、何らかの原因で気道が狭くなっていることが考えられます。睡眠中に無呼吸や低呼吸の状態が何度も起こっていると質の良い睡眠が得られず、集中力が低下したり、落ち着きがなくなったり、多動や異常行動、学習能力の低下など、心身の発達にも影響を及ぼしてしまいます。
- ◆ 無呼吸の原因は・・・
- 小児のいびき、無呼吸の原因として多いのは口蓋扁桃や咽頭扁桃(アデノイド)の肥大によるものです。
他にも肥満、アレルギー性鼻炎、口呼吸、歯並びや噛み合わせの悪さも原因となっています。
- ◆ 心身への影響は・・・
- ・成長ホルモンの分泌低下
・日中の眠気、疲労感
・集中力の低下、多動
・学習障害、学力低下
・低身長、発達障害
などさまざまな影響があると考えられています。