ナフサ不足によりポテトチップスの袋が白黒になったり、
指定ごみ袋が品薄になったりと
私たちの生活にも影響が出ているのは皆さんもご存知かと思いますが、
医療現場でも実は深刻な事態になっています。
今回は中東情勢の悪化に伴う歯科業界の現状について書いてみたいと思います。

歯科の現場でまず問題になったのは、「歯科麻酔薬」の不足です。
これは製造メーカーの設備トラブルにより出荷制限や遅延が発生した事が原因でした。
現在もディーラーさんから注文の制限がかかっていて気軽に手に入る状況ではありません。
その後中東情勢の影響により、海外からの原材料や資材の調達困難、
さらに「今後不足するかもしれない」という懸念から
各医療機関が一時的に発注を増やした事が追い打ちをかけた結果です。
現在も不足は続いているのですが、
仕入れルートを確保したり
他の種類の麻酔薬を併用して何とかやり繰りしている医院が多いのではないでしょうか。
麻酔薬以外にも不足しているのは多々あるのですが、
その中でも深刻なのは医療用手袋です。
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当時メーカー等から供給状況を「入荷日未定」と返答がきた歯科医院は
84.3%にも上るとか。
これが手に入らないと、一部の歯科医院では休業する可能性があるという声もあがっていました・・・。
当院では以前より在庫管理に余裕を持って確保していたので今のところ困る事はありませんが、
あまりに供給が少ない状況が続き、それに伴い価格が高騰すると本当に休業せざるを得ない診療所も出てくるかもしれません(´;ω;`)
他にも紙エプロンや海外製の消毒薬、
マウスピースを作るためのシートもメーカーによっては入荷しなくなってしまったりしているのでそちらも心配です。
現在は政府が介入し、少しずつ国の在庫解放で緩和されつつありますが
一刻も早く安定した供給、世の中になることを願うばかりです。

