予防歯科で注目されるバクテリアセラピー

11月8日は「良い歯の日」ということで

TVでも特にこの時期はお口の中の健康について良く取り上げられます。

歯周病や口臭を予防するにはブラッシングや歯科健診は昔から言われていますが

最近では、お口の中の細菌をコントロールするバクテリアセラピーというのが

注目されています。

簡単に言えばお口の中の善玉菌を増やして、悪さをする悪玉菌を減らそうという治療です。

お口の中で善玉菌となる代表が乳酸菌ですが、当院ではその中でも「L8020株」をお勧めしています。

以前にもブログで紹介しましたので気になる方は読んでみてくださいね。

L8020菌を取り入れよう

 

今週末は中央区健康福祉まつりです

今年の夏はあちらこちらでイベントが開催されて賑わっていました。

猛暑を通り越して灼熱の暑さで大変でしたが

夏が終わってしまうと何となく寂しい気持ちになりますね。

10月22日は毎年恒例の『中央区健康福祉まつり』が開催されます。

当院でも「よい歯のすこやか家族」「8020達成者」で推薦した方々の

表彰があると思います。

中央区では、今週からハッピーハロウィンウィークも始まるので

楽しみがいっぱいです。

綺麗な歯を目指す2

今回は綺麗な歯シリーズの続きです。

生えてきたばかりの歯に比べ、

大人の歯は日々の生活の中で様々な刺激にさらされて

歯の内部には色素などが取り込まれていきます。

また人種によってもオリジナルの歯の色は違います。

 

表面上の汚れは前回お話しした外壁の対応で綺麗になりますが

内部の色はどうしようもありません。

そもそも歯の白さは光を透過する事によって白く見えるため

内部に色素が取り込まれていくと少しずつくすんだ色となります。

よって、光の通りを良くして白くするためには

内部に取り込まれた色素を分解する必要があります。

その方法としてホワイトニングがあります。

ホワイトニングには病院で行う方法と自宅で行う方法の2パターンあります。

また妊娠中などお身体の状態によっては施術出来ない場合もあります。

マスクを外す機会も増えてきたこの機会に

ご興味のある方はぜひ一度カウンセリングをお待ちしております。

猛暑日が続いております。

子供達の夏休みもそろそろ終わりが近づいてきました。

各地のレジャー施設や街中で子供達をみかけると

自分が子供の時はどんな夏休みを過ごしていたかなぁと

ふと物思いにふけてしまいます。

それにしても今年の夏もとても暑い日がつづきますね。

私が子供の時は暑くても公園で遊び回っていた記憶がありますが、

今は暑すぎて子供達を公園で見かけなくなったようです。

来院した子供達に聞くと、暑すぎるからYOUTUBEやインスタを見てるそうです。

シニアの患者さんも

この前熱中症になった

なんて報告される方もチラホラいらっしゃいます。

 

テレビでは地球温暖化の時期が終わり地球灼熱化の時代に突入ですね、、、

とコメンテーターが話していましたが確かに頷けるなぁと思ってしまいました。

今年の猛暑はまだまだ続くそうなので、水分補給と室温管理をしっかりして乗り切りましょう。

夏季休診のお知らせ

毎日暑いですね。

そんな中でも、当院にいらっしゃってくださりありがとうございます。

少し前は、『何かあってからの受診』が主流でしたが

今は『何か起こる前に受診』が定着してきました。

祖父の頃にはやっていなかったリコールも

今では多くの方がリコールをすれば健診に来てくださいます。

なので以前より神経を抜いたり、歯を抜く治療は格段に減ったように感じています。

さて、夏の休診についてお知らせいたします。

2023年8月10日(木)〜8月15日(火)となります。

よろしくお願いいたします。

綺麗な白い歯を目指す

 

元々は白かった歯も

お肌と一緒で日々、酷使されていく事で本来の綺麗な色ではなくなっていきます。

歯の白さを取り戻すには、歯の状態によって適切な対応は異なります。

今回は歯の表面の着色についてお話ししていきたいと思います。

歯の表面は毎日様々な物が触れ合っていく事で少しずつ着色していきます。

着色を取るためには歯磨剤を用いたブラッシングがあります。

しかしながら歯磨剤で落とせる着色には限界があります。

また、歯磨剤の中には粗い粒子の研磨剤で歯の表面を傷つけながら落としていくタイプのものあります。

せっかく綺麗にしたいのに傷をつけてたら

歯にも悪いしまたすぐに着色してしまい悪循環ですよね。

当医院では歯を傷つけずに着色を綺麗に落としていく手段として

エアフロー(上写真)での施術が可能となっております。

保険適用ではありませんが

ブラッシングでは中々落とせない歯の間も

パウダー状の微細な粒子を

圧縮した空気と一緒に吹きかけて綺麗にしていけますし

その後の汚れもつきづらいのでおすすめです。

ご興味あるかたはスタッフにぜひお声がけ下さいね。

中央区の成人・高齢者歯科健診が始まります。

中央区民歯科健康診査の時期がやってきました。

対象の区民の方には、そろそろ受診券が届いているかと思います。

年々、受診率が上がっており、口への意識が高くなっているのを実感しております。

今年度のも多くの方の受診が予想されますので、お希望の方はお早めに予約いただけますと幸いです。

 

実施期間は

令和5年7月1(土)から令和6年2月29日(木)までとなります。

ご予約の際に区民健診希望とお伝えください。

03-3542-3781

 

スタッフ一同、お待ちしております。

細菌だって必死!バイオフィルムに勝つ方法。

今回はバイオフィルムについて少しお話しします。

このところ、TVでもたびたび取り上げられますが、

バイオフィルムとは細菌が集まって作られた膜を指します。

そして口の中にもバイオフィルムは存在するのです。

口の中では、細菌と細菌が作る粘性で多糖体の集合体となり歯に強く固着します。

このバイオフィルムがあると、何が問題なのか?

それは、強固なバリアのため薬剤や免疫ではなかなか壊せないことです。

解決策としては、なんとか破壊して機械的に除去する以外にないのです。

この破壊がそう簡単にできるものではなく、歯医者さんで専用の機械除去するのが一番簡単です。

バイオフィルムは、ある程度の細菌数がないと形成されないので

検診でクリーニングをした後にお家でしっかりケアして細菌数を増やさないという

流れが良いのではないかと思います。

口臭予防や再石灰化など口のケアグッズを謳う商品が溢れていますが

基本的には機械的な汚れの除去(ブラッシング)が主であるので、

それ以外は補助的な効果と考え、過度にグッズに頼りすぎない方が良いでしょう。

 

口臭の原因と対処法

今週はお天気の良い日が多く、気持ちの良い1週間でした。

前回の新発売ガムに続き、今回は口臭について軽くお伝えしたいと思います。

口臭の原因としまして大きく分けると、生理的な口臭、口腔内の原因による口臭、身体的な原因による口臭、心理的な口臭があります。

生理的な口臭とは、

身体のメカニズムとして朝起きた時やお腹が減った飢餓状態など

状況によるもので、一時的な為特に気にする必要はありません。

身体的な原因による口臭とは

糖尿病などの身体の臓器が原因の為、

医科での病気のコントロールが必要となります。

心理的な口臭とは

本当は臭くないが臭い気がするというような

精神的なものによる為、心のカウンセリングが必要となります。

口腔内が原因の口臭とは口腔内の細菌が主な原因となります。

歯だけではなく舌を含む軟組織にも細菌は付着して

バイオフィルムという膜を作って停滞するため

キチンとしたケアが必要となります。

軟組織のケアとして当医院では上の写真にある洗口剤や舌ブラシを推奨しております。

次回はむし歯や口臭の原因となるバイオフィルムについて

お話ししていきたいと思います。